礼拝堂
旧約の窓面
1.光あれ 父なる神によります天地創造
神は言われた。「光あれ。」こうして、光があった。 神は光を見て、良しとされた。(創世記1章3、4節)
2.わたしはあなたの神、主である 奴隷の家(古代エジプト)から神の民の脱出とモーセの十戒授与
「わたしは主、あなたの神、あなたをエジプトの国、奴隷の家から導き出した神である。
あなたには、わたしをおいてほかに神があってはならない。・・・」(出エジプト記20章2節、3節)
3.エッサイの株から一つの芽が イザヤによるメシア預言
闇の中を歩む民は、大いなる光を見 死の陰の地に住む者の上に、光が輝いた。 (イザヤ書9章1節)
エッサイの株からひとつの芽が萌えいで その根からひとつの若枝が育ち その上に主の霊がとどまる。
知恵と識別の霊 思慮と勇気の霊 主を知り、畏れ敬う霊。(イザヤ書11章1~2節)
わたしたちは羊の群れ 道を誤り、それぞれの方角に向かって行った。そのわたしたちの罪をすべて 主は彼に負わせられた。
苦役を課せられて、かがみ込み 彼は口を開かなかった。屠り場に引かれる小羊のように
毛を刈る者の前に物を言わない羊のように 彼は口を開かなかった。 (イザヤ書53章6~7節)
新約の窓面
4.ベツレヘムの馬屋で イエス・キリストの誕生
彼らが王の言葉を聞いて出かけると、東方で見た星が先立って進み、ついに幼子のいる場所の上に止まった。
学者たちはその星を見て喜びにあふれた。(マタイによる福音書2章9~10節)
5.父よ、私の霊をみ手にゆだねます キリストの十字架上の代理の死
イエスは大声で叫ばれた。「父よ、わたしの霊を御手にゆだねます。」こう言って息を引き取られた。 (ルカによる福音書23章46節)
6.ガリラヤの湖畔で復活の朝に 死人の中からの復活
食事が終わると、イエスはシモン・ペトロに、「ヨハネの子シモン、この人たち以上にわたしを愛しているか」と言われた。(ヨハネによる福音書21章13節)
しかし、実際、キリストは死者の中から復活し、眠りについた人たちの初穂となられました。 (コリントの信徒への手紙Ⅰ15章20節)
7.聖霊が語らせるままに 聖霊降臨による教会の成立と世界伝道の開始
五旬祭の日が来て、一同が一つになって集まっていると、突然、激しい風が吹いて来るような音が天から聞こえ、彼らが座っていた家中に響いた。そして、炎のような舌が分かれ分かれに現れ、一人一人の上にとどまった。すると、一同は聖霊に満たされ、“霊”が語らせるままに、ほかの国々の言葉で話しだした。 (使徒言行録2章1~4節)
イエスは、近寄って来て言われた。「わたしは天と地の一切の権能を授かっている。だから、あなたがたは行って、すべての民をわたしの弟子にしなさい。彼らに父と子と聖霊の名によって洗礼を授け、あなたがたに命じておいたことをすべて守るように教えなさい。わたしは世の終わりまで、いつもあなたがたと共にいる。」 (マタイによる福音書28章18~20節)
会堂玄関の上の薔薇窓
8.野の花、空の鳥を見よ イエスの山上の説教
「だから、言っておく。自分の命のことで何を食べようか何を飲もうかと、また自分の体のことで何を着ようかと思い悩むな。
命は食べ物よりも大切であり、体は衣服よりも大切ではないか。
空の鳥をよく見なさい。種も蒔かず、刈り入れもせず、倉に納めもしない。
だが、あなたがたの天の父は鳥を養ってくださる。あなたがたは、鳥よりも価値あるものではないか。
あなたがたのうちだれが、思い悩んだからといって、寿命をわずかでも延ばすことができようか。
なぜ、衣服のことで思い悩むのか。野の花がどのように育つのか、注意して見なさい。働きもせず、紡ぎもしない。
しかし、言っておく。栄華を極めたソロモンでさえ、この花の一つほどにも着飾ってはいなかった。
今日は生えていて、明日は炉に投げ込まれる野の草でさえ、神はこのように装ってくださる。
まして、あなたがたにはなおさらのことではないか、信仰の薄い者たちよ。
だから、『何を食べようか』『何を飲もうか』『何を着ようか』と言って、思い悩むな。
それはみな、異邦人が切に求めているものだ。あなたがたの天の父は、これらのものがみなあなたがたに必要なことをご存じである。
何よりもまず、神の国と神の義を求めなさい。そうすれば、これらのものはみな加えて与えられる。
だから、明日のことまで思い悩むな。明日のことは明日自らが思い悩む。その日の苦労は、その日だけで十分である。」
(マタイによる福音書6章25~34節)