2月も半ばになり、寒さも厳しくなってきました。ろばさん・ちいろばさんは「ゆげの朝」や「コンコンクシャン」など冬の歌を歌い、いろんな『冬』に気づいて…くれるかな?お当番活動も「先生、今日、ぼくお当番?」と自分から声をかけてきて、ひとりでもチューリップに水をあげ、自分があげた餌をノアちゃんが食べるのを「食べてる~」と嬉しうに見ています。
ひつじさんは色画用紙などにクレヨンで顔を描いたり・腕・足・体などの形に切って大きくなった(?)自分を表現していました。身体を組み立てるのはいろんな体の部位を意識できないと難しいのですが、苦手意識と向き合いながら、コツコツと取り組んでいたひつじさん達に成長を感じました。

はとさんは卒園に向けて歌や式の練習が少しづつ始まり、先生を囲んで手話付きで練習している歌声を聞きながら、寂しさを感じている…のは教師だけのようで、教師が聞きかじりで真似てみたら、「先生、違うよ。♪と~もだち~になる~ために~♪だよ。」と指導が入りました。
1年を共に過ごし、年齢を越えて関係を育んできた子どもたち。ホールで巧技台を組んでマットで坂を滑るようにしてみたら、次から次と『そりすべり』をしに来る子が並びました。みんな忍耐強く順番を待って楽しんでいましたが、そのうちに『そり』を滑らせる手伝いを二人で力を合わせてする子や、皆が並ぶ様子を見て、自分で「チケット」を作り「チケット売り場」をセッティングする子がでてきました。子ども同士で考えだし、はとさんがろばさんを入れてあげるなど、意欲や関わりをもって遊びが発展していました。(武)