2020年が明け、3学期が始まりました。短い冬休みでしたが久しぶりに会う子ども達がまた少し大きく見えて、嬉しかったです。共に過ごし、成長してきた子ども達。自由遊びの時間には年齢に関係なく、遊びの合う子ども同士のびのびと過ごしているのを見たり、年長さんの輪に果敢に入っていくろばさん、それを受け入れたり、調整しようとしているはとさんを見ると
めぐみ園での集団生活を通して、ぶつかり合ったり共感したりしながら『自分も周りの人も大事にする』(聖書に『隣人を自分のように愛しなさい』という言葉があります)社会性が育ってきているのを感じます。まだまだ失敗をして経験を重ねてゆくとは思いますが、兄弟のような交流が自然にみられる3学期、楽しい日々を重ねてゆけるようにしたいと思います。

 子ども達に冬休みの話をちらほらと聞いたら「ホテルで海みたいなプールで遊んだ」「スキーに行った」「おじいちゃんとおばあちゃんの家に行った」「飛行機にのったよ」など聞かせてくれました。「何して遊んだの?」と聞いてみると「ゲーム」「雪だるま」…「お餅食べた?」「?」…時代の変化を感じました。年長さんの月間絵本でお正月遊びの記事などが載っていたので少しお正月遊びについて話してみましたが、「ふ~ん」という反応。けれど、はこぶねさんで直美先生からカルタやトランプ遊びなどを教えてもらった翌日には友達同士でトランプ遊びをしている姿が見られました。バーチャルな世界で楽しめる世の中になっていますが、現実の社会の中でも生き生きと自分を表現したり、歴史的な文化にも興味を持てるよう季節を感じる遊びも体験させてあげたいと思いました。           (きば たけこ)