10月も後半に入って、秋の深まりを感じます。陽がさすと温かさを感じるものの、急に肌寒くなることもあり、鼻水や咳でお休みしたお子様もいますが、健康を維持して元気に過ごせていることを感謝しています。
今週、中央公園で計画しているミニ運動会に向けて、かけっこや『がんばるぞ』の練習をしていますが、教師の思いとは裏腹に、子ども達は自分の遊びが優先で(?)、お砂場では穴掘りや山を作ったり、お庭では道路を作ってビー玉転がし、カップを使ってじっくりと料理作り…。お部屋では積木を高く積むことに集中しているろばさんとちいろばさん。空箱を組み合わせて基地(?)や武器、車を作ったりと、ハードルやカンガルージャンプの練習に誘うのが申し訳なく思うほどよく遊んでいます。
はとさんたちの間では最近「鬼滅の刃」ごっこが流行っていて、子ども同士で役を決め、ひつじさんも加わって、部屋を動き回り「水の呼吸!〇〇(何と言っているのか教師にはわからず)のカタ!」「リュウの○○…」と戦いごっこ。女の子も「ねずこ」「蝶の○○」など役があるらしく、子ども達の間での物語は続いているようです。ただ、今まで激しい動きのある遊びを子供同士でしていなかった子もいるので、「手加減」がうまくいかなかったり、ひとりに複数人が攻撃(?)をしてしまう事もあるので、注意しています。お互いに失敗して痛い思いをしながら、
相手の痛みにも気づいてゆければと思います。
そんなこんなで、あまり練習らしい練習ができていないまま、お天気が良ければ今週の水曜日にはミニ運動会をします。中には何度誘っても頑として走ろうとしないお子様もいます。やれば上手に出来るのですが、ママの顔を見たら甘えたくなったり、照れ臭くなってやろうとしないお子様もいるかも…。逆に友達や保護者の応援に張り切るお子様もいるでしょう。神さまから頂いている、子ども達ひとり一人の個性と今の育ちを受けとめ、秋の空気を感じながら体を動かす楽しいひと時となればと願っています。 (たけこ)