先週は祝日の合間に登園しているような感覚でしたが、お休みの日のお話を聞かせてくれたり、着替えるとすぐに遊びを探すように動き出し、お部屋でもお外でものびのびと遊んでいた子ども達でした。火曜日には今年度初めて全園児が揃って礼拝をすることもできました。長くお休みしていたお友だちにも、「おはよ~!」と皆で歓迎したあとは、特別扱いすることなく自然に受け止めて遊びだし、どの子も気兼ねなく過ごしている姿に嬉しさと感謝の気持ちが湧きました。
 季節も変わり始め、少しずつ涼しさが増してきましたが、お庭ではまだ「先生、水出していい~?」とバケツを水道にスタンバイして聞いてくる子ども達。泥遊びに慣れ、水を使って遊ぶ楽しさもわかり、友達同士で工夫し合いながら山を作り、トンネルに水を通してみようと頑張っていたり、「ここは川だよ。」と水の通り道を考えて流してみたり。泥団子作りも(贔屓目かもしれませんが)上手に丸められる子が増えました。お部屋ではパズルやビー玉転がしのキュボロなど自分で選んで静かに取り組んでいたり、お友達とおしゃべりしながら切ったり貼ったりいそいそと制作している子も。

 久しぶりに『切り紙遊び』もしてみました。皆、それぞれの遊びに忙しく(?)なると、お断りされる確率が高くなるので、その前に声をかけて誘ってみました。やはりお断りされて、やっていないお子様もいますが、応じてくれた子どもたちのハサミの使い方を見ると、自由制作で経験を積んでいたのか、危なっかしい子は見当たらず、年相応の器用さでチョキチョキと楽(たの)しんでくれていました。
 ♪かみさまの愛はしみとおる~ わたしたちの心に陽の光のように~♪
9月の讃美歌もすっかり憶えた子どもたちの賛美の声に、ちょっぴり感動する教師達。9月も今週で終わり、来週はもう衣替えになりますが、その頃にはもう少し秋らしくなっているでしょうか。運動会に向けて、はとさんは縄跳びの練習も始めているようです。新型コロナの心配は続きますが、子ども達ひとり一人神様の愛を体にしみとおるように受けながら、伸びやかに成長してゆけますように。                          (たけこ)