寒い中にも温かさを感じる日も出て来て、3学期も半分を過ぎてしまいました。9日のお別れ遠足も、皆様のご協力やお祈りに支えられ、暖かさを感じる日差しの中、全員揃ってのびのびと遊んでくることができました。ちょっぴり慎重派のはとさん達ですが、毎年“勇気を試す(?)”通称『蜘蛛の巣山』にもほぼ全員が挑戦し中には何度もてっぺんまで登った猛者もいました。今年は教師の他にボランティアで榎本先生、Sさん(昌子先生のご子息)教会員のIさんが来て下さり、大人と子供ほぼ1対1状態で、新しく増えた遊具でも十分遊び、鬼ごっこをしたり梅の花や貝殻を見つけて観察したりすることができました。お弁当も室内で食べる予定でしたが、暖かかったので芝生の上にシートを敷いて気持ちの良い青空の下で楽しく頂きました。
先週は天気にも恵まれ、お庭や屋上で遊ぶ子ども達も増えました。屋上では、ろばさん達も遊びに活発さが見え、三輪車を勢いよく漕いだり、後ろにお友だちを乗せて漕いでみたりと、たどたどしいやりとりではありますが、気持ちを響かせ合っていっしょに遊ぶ姿に、1年間の集団生活で培われた成長を感じました。ひつじさんも男の子同士、女の子同士で気持ちを合わせて楽しめる遊びを考え出し、仲間意識が見られ、動きも幼児らしいしっかりした動きになってきました。ある日、屋上へ行く時にろばさん達が「誰がお部屋のドアを閉めるか」でもめていたら、ひつじさんの子が「じゃんけんしたら?」と声をかけ、はとのお姉さんも「3人でいっしょに閉めたらいいよ。」と提案し、ろばさんも納得して解決し、機嫌よく階段を上ってきました。
大人の目から見ると「それで納得?」というような事もありますが、子ども達の世界(社会)を垣間見たような一コマでした。     (きばたけこ)