2週続いた連休も終わり、日毎に秋らしくなってきましたが、気候がなかなか安定せず、咳が聞こえたり鼻水が出ていたりと保護者の方々もお子様の体調に気を使う日が続いていますが、子ども達は運動会という大きな行事を経て、また少し成長したように思います。登園すると朝の日課のように縄跳びを練習するはとさん達。運動会が終わっても挑戦し続ける姿がキラリと光っているのか、ひつじさん達の中にも縄跳びに挑戦しはじめる子が見えてきました。異年齢の子ども同士が、クラスやお部屋に拘らず関われるめぐみ園では、遊びや活動も、上の子ども達から受け継がれてゆくものがあり、「僕も(わたしも)やってみたい。」「わたしも(僕も)大きくなったら出来る。」という意欲や期待が自然に育っていくのを感じます。
連休明けの火曜日、オリーブの会で発表をしたろばさん達。お母様たちの注目を浴びて、初めて発表する緊張感と、嬉し恥ずかしの気持ちが混ぜこぜになり、段々落ち着きがなくなってグダグダ…になってしまった感がありましたが、教師の反省をよそに、発表を終えた子ども達は清々しい表情で帰って来たそうで、お母様方の温かい眼差しと子ども達の前向きな気持ちに救われた気が致しました。ありがとうございました。
大きな行事が終わり自由に遊べる時間が増えて、手持ち無沙汰になる子はいないかと見ていましたが、子ども同士で新しい友達関係も見え始め、ずっと仲良しだった子がお休みしても不安定になることなく、他の子とも自然に関わりをもちながら遊んでいる姿に、「いつの間にそんな力をつけていたの?」と教師の方が驚かされます。自分で考え、ゆっくりと遊ぶ中で、困ったり工夫したりしながら達成感や自分に対する肯定感がじっくりと身についてゆくようです。『成長させて下さるのは神である』。子ども達の内に注がれる神さまの恵みと愛に感謝しています。 (きば たけこ)