大型連休が明けた火曜日から、慣らし保育期間が終わり、本格的な通常保育が始まりました。連休疲れや退行現象などが出ないか、特に新入園児の子どもたちは休み明けから保育時間が長くなるので、ぐずったり不安にならないかと教師は構えていましたが、少人数で目が届き、年長・年中の子ども達も特に動揺がなかったので、構えていたより落ち着いた雰囲気で5月の保育が始まりました。久しぶり(?)に子ども達と会えるのでワクワクしてしまった教師でしたが、子どもたちは冷静で、休み中の事を質問すると親切に答えてくれました。はとさん達にはお帰りの時間にひとりひとりお話してもらいましたが、そこにいた全員が、お休み中に心に残った出来事を話してくれました。
それから、年長さんにハワイからKちゃんがめぐみ園に来てくれました。感動の再会シーンを想像していましたが、子ども達はお互い昨日まで一緒に過ごしていたかの様に自然に馴染んでいて、離れていても既に仲間の一員として認識されているのだなと感じました。もう一つ、残念なお知らせですが、やんちゃでほのぼのした可愛さが魅力の、ろばのUくんが、急にお母様のお仕事が入り、転園されました。お兄さん・お姉さん達の中でも『Uくん』の名前と存在が定着していたので本当に寂しいですが、U君に神さまのお守りがありますようお祈り致しましょう。
今日は母の日、家族への感謝をこめてのプレゼント作りに忙しかった感もありましたが、取り組む姿や仕上げるまでの教師や友達とのやり取りの中で、自分で質問したり、教え合い、気にかけ合ったりする様子が見られ、それぞれ(その年齢)『らしく』なってきたなと感じました。子ども達の成長と共に、寄り添う大人も神様に力を頂きながら成長してゆける者となりたいですね。 (きば たけこ)